杭州の特産品をお土産に 
杭州の特産には食品から雑貨まで様々なものがあり、旅のお土産として選ぶ楽しみが多い。貰って嬉しいものは人によって様々だが、買って帰る立場としてはかさばらず軽くて、他の荷物を汚す心配のないものが正直言ってありかたい。そういった点では龍井茶が筆頭に上がりそうだ。 
龍井茶を買う 
龍井茶は杭州の特産品の中で最も有名なものの一つであるため、いろいろな場所で買うことができる。その一つが茶館である。高等茶芸師がいる茶館にはショップが併設されている店もあり、プロの目でセレクトされたお茶を買い求めることができる。確かな品質のものを休憩のついでに買い物することが可能だ。また、茶菓の専門店で買うのも良い。西湖天地にある「福林堂」なら日本語の説明も出ているので買いやすい。花茶やブレンドティーなどが多く揃つているだけでなくパッケージも洒落ている。若い人へのお土産なら、こうした店で買うのも良いだろう。マニアックな人向きには、茶農家を訪れて茶菓を分けてもらうという手もある。龍井茶発祥の地である獅峰や、栽培面積が一番広い梅家鳩では茶摘み体験もすることができる。梅家塢では窯煎りも体験できるので、買うだはない楽しみが昧わえるだけでなく、お土産に豊かなストーリー性を持たせることもできる。非常にお茶好きな人へのお土産なら、茶葉だけでなくこうした話題も含めて素晴らしいお土産になることは間違いない。現地ではぜひ写真も撮って茶菓と一緒に渡したい。茶摘みができるのは限られた期問なので、事前に確認しておくと良いだろう。 
雑貨選びの楽しみ 
細々とした雑貨を見て回るのはとても楽しいものである。こうした雑貨選びにおすすめなのが河坊街。歴史を感じさせる街で店を半ばひやかしながら、観光も兼ねて巡ることができる。扇子や箸などは中国らしさのあるお土産で、軽くてかさばらないところも良い。 
書や東洋絵画が好みなら 
杭州は芸術の都でもあり、書画や文房具を求めることもできる。西冷印社では信頼のおける篆刻用の石材や印泥を手に入れることができる。印泥は様々な色があるので、好みの物を複数揃えたい。西冷印社近くの西冷書画院では、観賞用の書画を販売している。中山中路にある文房具店の老舗「部芝厳筆荘」では、豊富にある筆や墨を選ぶことができる。ここは書の本場の老舗でありながら日本円で買い物をすることも可能だ。
「地上の楽園・杭州」(杭州市旅游委員会編)


産地で選ぶ最高のお茶
杭州特産品の第一は、何といっても中国第一等の緑茶である龍井茶であろう。獅峰や梅家塢といった産地を訪れて直接茶農家から買うのも一興である。茶摘み体験をさせてもらえる茶園や食事ができる茶農家もある。茶園には大抵茶館が併設されているので、お目当てのお茶は現地で昧を確かめることも可能だ。二十四節気の清明前に摘まれた「明前」は最高級品とされる。龍井茶の他には、日本ではまだあまり知られていないが、「杭白菊」と呼ばれるお茶がある。これは茶菓ではなく、新鮮な白菊を蒸してから乾燥させた花茶で、解熱や炎症などに効果があるとされる。効能はさておき、薄緑の水色と清々しい香りを楽しむためだけにも良いお茶である。西湖龍井茶は中国十大名茶のトップを占めている。茶葉は「色が緑、香が高い、味がよく、形が美しい」という「四絶」を持って獅(峰)、龍(井)、雲(栖)、虎(跑)、梅(家塢)の五品種がある。その内、獅峰は上等で、特に「明前茶」を珍品とする。  
杭州シルク 
龍井茶と並ぶ特産品はシルクである。古くから養蚕と絹織物の高い技術を持っている杭州は、現在でもシルクの里である。杭州シルクの歴史や貴重な資料をシルク博物館で見ることができる。さらに衣料品から小物、雑貨まで買うのであればシルク城へ足を伸ばすのもよい。シルク製品を扱う店ばかりが軒を連ねるエリアである。竹製の骨を持つシルク傘は「西湖の花」と呼ばれる。杭州はいつもシルク、サテン、綿、織物、グレープ、絹、羅等の14種類、200余りの品種と2000余りのガラを生産している。フラマで、ガラも新しい製品は世界100カ国へ輸出している。杭州錦織は綺麗な色彩と絶妙なクラフトで中国工芸品の素晴らしいものとなり、杭州都锦生錦織工場で作られるものは「新奇な東方芸術の花」と称される。 
雑貨品 
扇子もまた杭州特産品のひとつある。有名なのは白檀の扇子、そして水に濡れない黒い紙扇子である。そのほか、天竺産の熊笹を使った「天竺箸」などはりーズナブルな上にかさばらず、軽いのでちよっとしたお土産にも良い。帰りの飛行機で機内には持ち込めないが、刃物もまた特産となっている。有名なのは鋏で「中国鉄の王様」とまで言われるほど。宋代に「杭州雅扇」と称された。現在、15種類もあり、黒紙センスと白檀扇子が最も有名。国内販売だけでなく、海外の50カ国へも輸出している。すでに300年余りの歴史をもっている。鉄鋼のバランス入れ、精細な磨き、刃の鋭いことで、「中国ハサミの王様」と称される。竹を骨に、シルクを面に貼り付ける絹傘は様式が綺麗で、「西湖の花」と称される。今、日用絹傘、舞踊傘、雑技用絹傘等を生産している。  
食品 
杭州特産の食品には西湖に関係するものがある。日本にはないものとしてい片栗粉のような蓮根の澱粉が売られている。これは器に入れたらお湯を注いでかき混ぜ、トロリと透明になったところをくず湯のようにして飲むもので、消化と新陳代謝を良くするとされている。杭州市のある浙江省金華地区には、高級食材である金華火腿を産する。これは生ハムの一種で、イタリアはパルマの生ハム、スペインのハモン、セラーノと並ぶ世界三大生ハムの一つである。しかし中国にはハムを生食する文化はないので、旨味の濃い金華火腿は料理の素材や上質のだしとして使われることがほとんどで、上湯やXO醤の材料としては欠かすことができない。金華火腿は河坊街にある老舗ハム店「万隆火腿荘」で買うことができる。

 
湖濱国際名品街 
湖濱国際名品街は風光明媚な西湖湖畔にあり、全世界の有名なブランドを集め、「美を形に、ファッションを心ゆくまで」という生活理念を提唱し、常に世界最先端の流行文化、ブランド文化と消費美学を情報発信している。中洋融和の建築と美しい風景の中の買物は贅沢な楽しみである。 
武林路レディファッション街 
杭州学院派レディースファッションの発祥地。現在、杭州レディースファッションの最新流行を代表するブランドファッションの店舗が200軒余りもある。全体はレディースファッションを主として、コーヒーショップ、飲食店、ビューティサロン等を附属施設として、レジャーショッピングの流行理念を見せている。 
武林広場 
広場西北部にある、CHANELなどの高級ブランドを扱う「杭州大厦購物中心」を中心とした、杭州のセレブにも人気のハイセンスなショッピングエリア。 
清河坊歴史文化街 
杭州歴史文化のミニチュアである。南宋時代に杭州で都を定めてから、九里(広さ)の皇城と十里(長さ)の繁華街を造って、繁栄な河坊街となった。現在の河坊街には老舗の胡慶余堂、翁隆盛茶荘、王星記扇子荘等の茶館、漢方薬草、シルク、焼き物、食品、骨董品等の店舗が100軒余りもある。 
杭州中国シルク城 
中国十大特色商店街の一つ。元々は明清時代のシルク生産と交易の場所であったが、現在、文化、観光、ビジネスを一体とする1150メーターもある歩行街で、中国最大のシルクの卸し、小売市場となっている。 
四季青服装特色街 
杭州最大の服装市場で、中国最も影響力のある服装の卸しと流通市場の一つ。種類が多く、安い。卸しを主とする。 
延安路
杭州で最も賑やかな商店街。「銀泰百貨」「元華商城」「杭州百貨大楼」などの百貨店をはじめとして多くの商店が並ぶ。全長3405メートルで、北は武林広場より出発し、南は呉山広場まで続く。 
銀黍百貨 
延安路と交差する平海路の西湖出口近くにあるショッピングセンター。A-GLEなど内外の一流ブランドを扱う。音楽噴水で知られる湖潰公園に面し、モダンでお洒落な雰囲気が女性に人気。 
呉山路  
 夜市で有名な通り。夕方になると露天が立ち並び賑やか。シルク製品から書画工芸、骨董の類なども並ぶので、単なる買い物だけでなく、目利きや値段の交渉も楽しめる。
 
老舗 
張小泉ハサミ専門店    後市街2-4号
杭州茶工場有限公司    河坊街187号
都锦生専門店    建国北路517号
天堂傘工場専門店    建国中路72号
杭州シルクの府    西湖大道52号
シルク展示ショッピングセンター    学院路50号
王星記扇子荘    河坊街203号
邵芝岩筆荘    中山中路298号
 
大型デパート 
万象城ショッピングセンター    銭江新城富春路701号
杭州大厦ショピングセンター    武林広場21号
銀泰百貨武林店    延安路530号
杭州百貨大楼    延安路546号
解百新世紀商厦    解放路251号